すごく…なんとなく…生きにくい。
ADHDでHSP気質だからかなぁ
私は何年もこんな悩みを抱えていました。
同じような悩みや生きづらさを抱えて過ごしている人、多いと思います。
ポンコツだっていいんだよ!
自分に合った生き方をしようよ。
そんな悩みを抱えている人に向けてエールを送ってくれる本をご紹介します。
本書の内容
『書く習慣』で人気の著者が伝える、自分らしく生きていくためのヒント!
「あれっ、わたしってポンコツ?」
そんな風に感じることが一瞬でもあれば、この本を手にとって読んでみてください。
本書は、朝も起きられない、約束の時間は守れない、学生時代のアルバイトでは失敗ばかり、就職はしてみたものの「やりたくない」ことが多すぎて続かない、そんなポンコツな著者によるポンコツのための生存戦略です。『書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』(クロスメディア・パブリッシング)で人気の著者が、就職、転職、そしてフリーランスとして独立する過程において、この生きづらい世界を、「いい感じ」に泳げるようになるまでに行ってきたこと、考えてきたことを余すことなくお伝えします。
いま働いている会社を辞めてフリーランスに……でもほんとに大丈夫? と悩んでいる方も、自分はなぜ人と同じようにできないのだろう、このまま働いていてもいいのかしらん? と悩んでいる方も、きっと「いい感じ」の生き方がみつかる、イラスト満載ゆるふわ人生エッセイです。
【Amazon】公式サイトより
著者について
著者のいしかわゆきさんは、2019年に独立されたライターさんです。
https://twitter.com/milkprincess17?t=ODRHvydLZRbD4SPF9BiWGA&s=09
https://lit.link/milkprincess17
取材やコラムを中心に執筆するかたわら、声優やグラフィックレコーダーとしても活動されています。
主な著書
著書『書く習慣〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜』
著書『聞く習慣〜自分と人生が変わる大切な会話力〜』
心をすくい上げてくれた言葉
もはや「仕事」ではなく、「毎日決まった時間に出社して決まったことをやる」働き方そのものが合ってないんじゃないか?
本書35ページより
なんで起きられないんだろう。
なんで他の人ができることが辛いんだろう。
そう思って、生きてきて、、、
生きづらいと感じていた私の沈んだ心をすくい上げてくれました。
もし、今頑張って咲こうとしてもうまく咲けなくて、くすぶっているのだとしたは、それは単純に求められている場所に出会っていないだけかもしれません。だから、「ここで咲くんだ!」と躍起になるのではなく、「得意な仕事」が自分に降ってくる場所を探しに行こう。
本書77ページより
最初に選んだ仕事や場所に固執しなくていいんだ!
社会の常識にとらわれて、自分で自分を生きづらくしていたことに気づきました。
感想
周りの人と同じようにできない。同じようにすることが辛い。
そう思っている人々に向けて書かれた、応援本だと思います。
いしかわゆきさんの優しい語り口調の文体に、ゆるいイラストが、生きづらさや生きる辛さを抱えた読者の心を優しく包み込んでくれるようでした。
本書の内容は、著者がフリーランスになるまでの経緯、仕事ハック、そして人間関係や考え方について書いてあります。
その中で、特に「会社員向いてないかも?6選」「仕事を辞めたら困ること・やめていいこと」を書いているページは、私も同じことを考えていた時期があったので、興味深く読みました。
会社員向いてないかもと思っている人、退職や転職を考えている人はぜひ読んでほしい部分でした。
おすすめな人
・自称ポンコツさん
・人から注意されたり、人ができることができなかったりして落ち込みがちな人
・会社員生活や実生活で生きづらさを抱えている人
・発達障害当事者さん
・HSP気質だと言われたり、自分でも思ったりしている人
まとめ
著者のいしかわさん自身が周囲との違いに悩み、困っていた経験を書かれた本書は、実体験に基づいているがゆえに、同じ悩みや生きづらさを抱えた読者の心を掴みます。
私も、その一人です。
いしかわさんの著書を何度も読み返して、新しい道に進む決意ができました。
本書は自己啓発書というよりも、自己救済書だと私は思っています。
生きづらさを抱えている人、転職やフリーランスになることに不安を感じている人の心を救ってくれる1冊ですので、一読することをオススメします。
ぜひ一家に1冊!お手元に置いてほしい実用エッセイです!
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