皆さんは読書お好きですか?
読書が得意ではない、むしろ苦手だ!という人多いのではないでしょうか。
読書はストレス解消や、今話題のエンパス向上にもつながる趣味の1つです。
読書をしたいけど時間がないし、選ぶ基準も分からない!という人の声をたくさん聞いてきました。
「オススメの小説教えて」と読書好きに尋ねると、たくさんの本を紹介されて分からなくなった!
ネットで探してもオススメ本が多すぎて選べない!
読書って難しそうだし、文字が多くて分かりにくい!
こんな悩みを持っている人にオススメです。
読書苦手な男子に『キケン』
内容紹介
これは、成南電気工科大学にある【機械制御研究部】略して【キケン】に所属する学生たちが全力で青春を謳歌した物語です。
火種…ではなく元凶は上野直也という一見、人畜無害そうな男子学生。
彼がこの【キケン】の部長にして、黄金時代を作り出した張本人です。
そしてその副部長として君臨しているのは、大神宏明という体育会系にしか見えない男子学生でした。
彼らが勧誘した勇敢な?部員が数名だけ。
キケンの部室は、何代もの先輩達が作り上げた、工学部生にとっては天国が作られていました。
まず、工具は使い放題。部室内にはロフトと冷蔵庫付き。泊まり込みの課題も可能な条件だったのです。しかし、始めは何十人もいた入部希望が数名になったのは、彼らが行ったある実験が原因です。
彼らは、上野の無茶苦茶な要求に、頭を使い、体を使いながらも、果敢に挑んでいく。
感想
何事にも全力投球。
この部活には、この言葉がぴったりです。
でも、あくまでも機械を使って、法律ギリギリで、全力で遊んでいるだけですけど…。
本当に、上野部長が警察に捕まらないのが不思議なくらいギリギリなことしちゃってますよ。火薬つめて爆発とか、しょぼいロボコンに出すロボットに○○装置をつけたり…。
きっと女の子には分からない機械の魅力があるんだろうなと思いつつ読んだのですが、まぁ笑わせてくれます。良い話なのにオチがついちゃったり、先輩として良いことしてそうなのに違ってたり。
最後にちょっと泣けちゃうんですけどね。
笑って泣ける青春小説。
電車やバスなどの、公共の場で読むことはおすすめしません。
でも、絶対おすすめです!
読書苦手な女子には『ぼくらのきせき ほのぼのログ』
内容紹介
ふわふわしてて、心が優しくなれる恋愛小説読みませんか?
内容は、4組の男女の恋愛ストーリーとなっています。
出会ったばかりの社会人同士。
高校時代から付き合っている大学生同士。
同棲前の幼馴染みのカップル。
家庭教師と生徒。
彼らは、それぞれすれ違いや喧嘩をしながらも、思いを伝えることの大切さを知っていきます。
感想
原案の深町なかさんが好きで、読もうと思った本です。
ただの恋愛小説とは一味違います。本当にありそうな物語で、登場人物たちの表情や空気感が見えるようでした。
藤谷さんの物語の進め方が優しく、彼らを見守っているようでした。そして、深町さんの、イメージイラストも素敵です。
恋愛小説が好きな人もそうでない人も、きっと好きになる作品だと思います。
読書苦手だから短編がいい人には『すずの神さま』
ちょっとだけファンタジー要素が入った『すずの神さま』という小説はいかがでしょうか?
内容紹介
これは、小さくて可愛い鈴の神さまと出会った人々のお話です。
日本全国が舞台という壮大なお話。
しかも時代はそれぞれバラバラなんです。
でも、主人公の話し方や背景描写で、時代や主人公の置かれている状況が分かるようになっています。
江戸から始まり、戦後まで、鈴の神さまは人間達を見守ってくれています。
感想
それぞれの話の主人公が悩んでいたり迷っていたりすると、鈴の音とともに小さな女の子が姿を現します。その時代には合っていない服装で、すごく偉そうな物言いなんですけど、なぜか話を聞いてしまう。
そんな不思議な女の子。
そこに、女の子の付き人なんかも現れちゃって、ますます不思議なんです。
でも、彼女と出会った人達は、自分が言いたくても言えなかったことや思いを、この女の子に言ったり、代弁したりしてもらうことで、なんだかスッキリした気持ちになります。
この女の子が鈴の神さまなんですが、ものすごく可愛い。
ほっこり癒されたい人、長いのは苦手という人におすすめです。
まとめ
心も体も忙しい現代で、読書は心を落ち着かせてくれるサプリだと思います。
今回は読書が苦手だという人でも読みやすいように、短いお話が繋がっている連作短編や短編集を3つだけご紹介しました。
ほかにもオススメの本をジャンル別に紹介しているので、読んでみてくださいね。
今回ご紹介した本で気になったものは、ぜひ一度本屋さんに行って試し読みしてみたり、インターネット書店でポチったりしてみてください!
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