最近、精神疾患で悩んでいる人が増えてきています。
私自身も精神疾患で15年以上悩んできました。
ご自身が精神疾患で悩んでいる。ご家族に精神疾患の人がいる。接し方や対処法が分からない。そもそもどうしてうつ病になるの?
こんな方にオススメです。
今回は、うつ病と発達障害で悩み続けた私が読んで良かった本📖を2冊ご紹介していきます。
精神疾患の謎がわかる。『アンタたち治るわよ!ゲイ精神科医が心の病をぶったぎり』
著者紹介
Tomy先生は、精神科医として働くかたわら、TwitterやYouTube、Voicyでも活躍されています。
Tomyさんは、他にもいろんな本を出していらっしゃるので、興味がある方は調べてみてください。
内容紹介
本書では、うつ病やパニック障害、適応障害などをはじめとした様々な精神疾患についての特徴・対策を紹介しています。
コラムでは、精神科医や精神病院への誤解、薬についての補足が書いてあるので、精神疾患に悩んでいる方やその御家族にも読んで欲しいコミックエッセイでした。
精神疾患は、様々な原因でココロの揺れ幅が大きくなりすぎて問題が起きること
うつ病は、情報処理が追いつかなくて脳がフリーズしている状態。
だから、脳に情報を与えず、完全に休養させることが大事。
この2つは、
今精神疾患で悩んでいる人、特に周囲の理解が得られなかったり、自分で認められなかったりする人の支えになるのではないでしょうか。
感想
精神疾患ってかなり辛いですよね。
周囲の理解が得られなかったり、さらに攻撃されたりすると、もっと辛くなると思います。
大丈夫です。
絶対に誰かが味方になってくれます。
その1人として、精神科や心療内科の先生を訪ねてみてください。
精神疾患も早期発見・早期治療が肝心ですよ。
また、今回紹介したTomyさんの本やYouTubeも心の助けになると思います。
一歩、自分の明日のためになにか行動してみてください。
全力で休む選択も、行動のひとつですよ。
精神疾患とストレスの関係がわかる『ストレス脳』
内容紹介
現代人のうつ病とストレスの関係は、
大昔の人々が直面した感染症とストレスの関係と同じようです。
かつて人々は、ウイルスや細菌によって炎症を起こし、感染して亡くなっていました。
それが現代では…
ストレス、肥満、喫煙、飲酒など…
によって身体が炎症を起こし続けているそうなんです!
しかもこれらは長期間にわたっていますよね。
この炎症が続くと、脳は「攻撃されている!休んで生存のためよ回復に備えよ!」
と危険信号を出して、私達の体を休ませようとします。
「なんだか落ち込んだ気分だ。体が重くて動けない。」
この状態にして、引きこもらせようとするのです。
これがうつ病です。
本書では、その対策として、人とのコミュニケーションを取ることや運動することが挙げられています。
中でも運動することはかなり効果的です。
軽い散歩やストレッチでも大丈夫なようです。
騙されたと思って、1度やってみて下さい。
ちなみに…
世の中の仕事できる人やメンタルが強い人は大抵運動を生活に取り入れているそうです。
感想
私も、精神科医に勧められて運動を始めてからというもの、体重も適正になり、精神的にも安定するようになりました。
テレビやネットの情報もいいですが、たまにはブルーライトから離れて、本からの情報も取り入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
私も15年以上、うつ病と付き合い、そして苦しんできました。
その中で、さまざまな本を読み、自身の病気について理解しようとしてきました。
今回紹介した2冊は、うつ病をほぼ完治状態に持っていく手助けをしてくれた本です。
うつ病が心の病気ではなく、脳の誤作動だと分かること。
心の回復をゆっくり待つ必要があること。
これらを知っているかいないかで、うつ病の改善はかなり変わるように感じました。
ぜひ、今悩んでいる人に本書を読んでいただき、少しでも心を軽くしてほしいなと思います。
良ければ応援よろしくお願いいたします。
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